退職金を使って投資を行いたいという人はたくさんいるのではないでしょうか。
退職金で資産運用をするためには、投資の対象となる資産を選ばなければなりません。大まかに見れば株式と債券が基本的なものとなります。低リスクで運用したいからと言って債券ばかりを組み入れるのは一つの考え方ですが、全てが債券であれば安全かというと、そうでもありません。
債券のみで運用をすれば価格変動リスクは抑えることができるでしょう。その代わりにインフレリスクが残ります。インフレリスクとは、運用成績がインフレ率を下回ることによって、実質的な資産価値が減少するリスクを指します。例えば、インフレ率が5%になったときに運用成績が2%であれば、実質は3%のマイナスということになるのです。
一般的に、債券はインフレに弱い傾向があります。これに対して株式はインフレに強い傾向があります。株式を多く組み込めば価格変動リスクは高まりますから、あまり多くは組み込むべきではありません。しかし、全く組み込まないとインフレリスクに弱くなりますから、ある程度は組み込むべきでしょう。また、その割合については、運用するべき機関が短ければ株式割合を低くするのが基本です。ですから、ポートフォリオを組んだのであれば、毎年見直しすることが必要なのです。
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